高島市いちご農園 補助金問題

先日2025年1月の高島市市長選挙に向けた討論会を視聴し

自分なりに感じたことをこのブログを書いてみた

討論会では募集した質問の中で最も多かったテーマとして

この〝いちご問題〟を取り扱っているようだった

まず簡単にいちご問題についておさらいから始める

『イチゴ農園計画』が頓挫 消えた3億7000万円 

ニュース記事を引用させていただくと

高島市では2022年、市内に設立された株式会社「風車」が「イチゴ農園」を計画。

事業総額は約16億円で、年間およそ110トンのイチゴを栽培し、東南アジアへ輸出するというものでした。

引用元:ktv.jp

農園の完成後に、国からおよそ7億5000万円の補助金が交付されることが決まっていましたが、風車から先払いを求められた高島市は、半分にあたるおよそ3億7000万円を立て替えて支給しました。

しかし計画通りには進まず、約束の1年が過ぎても現場はほとんどさら地のまま。2023年5月に補助金事業は頓挫してしまいました。

さらに・・・

■未返金で訴訟…補助金はどこへ?

引用元:ktv.jp

風車によると、イチゴ農園の建設は、入札で決まった横浜市の建設会社「COSMO」と契約。

そして、高島市から受け取った3億7000万円をCOSMOへ入金しましたが、COSMOは「資材の見積もりをやり直したい」などとして着工を遅らせてしまい、その後も、工事は予定通りに進みませんでした。

【「風車」代表(2024年3月)】「われわれとしては建設会社にお金を持ち逃げされた思いです」

「COSMO」の責任を主張する「風車」の代表。支払った金額の一部の返還と、事業失敗の責任を問うために裁判を起こしたことを明かしました。

つまり、このような状況です。高島市は事業者「風車」に補助金3億7000万円を交付。「風車」は3億7000万円を建設会社「COSMO」に支払ったと主張。それぞれ返還を求めて裁判になっているのです。

なんとこんな泥沼状態になっているとのこと

↓引用元

そして別のニュース記事にはこんな証言が

ついに「風車」代表を直撃

さらに取材を進めた結果、ついに、風車の代表に話を聞くことができた。

Q:補助金を返す意思はあるか?

風車代表:
もちろんです。ひとえに事業が完成できなかったのは弊社にあり、手は尽くしたけど残念でしょうがない。返す意思があることは、市にも伝えていて、返済方法はいま協議をしている

Q:現在、予定地で行われている作業は?

風車代表:
イチゴ農園の建設です。返済するにも原資を作らないといけないので、自力で完成させられるように、色々なところから協力をいただき、やらしてもらっています

引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/584757

しかしこれらは2013年9月の記事

それから1年以上経った今

民事訴訟をおこなっている最中で実態を口外してはいけない決まりになっている

とのことで市民たちは

一体どうなっているんだ!?

となっている訳です。

困惑する市民と荒れる議会

そういった市民の声が市長へ寄せられ

議会でも度々答弁を求められている市長や市の職員。

この税金の3億7千万円

市民一人当たりに換算すると18,000円だそう。

そこでわたしはこう思う。

〝あきらめましょうよ〟

☺️

起きてしまったことはしょうがない

告訴したって訴訟したってお金はすぐに戻ってこない

だから市長と風車の代表が住民の前に立って

事情をしっかりと説明して謝ればいい

そして、われわれ市民はそれを許す

謝ってもらっても怒りと憎しみを持って相手を攻撃し続けますか?

そんな大人の背中を

わたしは子供たちに見せたくありません

そんな大人をみて育った子供は

“謝られても許さない”大人になってしまいます

そんな大人であふれた未来って想像したくありませんよね。

過去に起こったことや税金の金額を気にし続け

議会でもその質問を繰り返し

またそこに税金を使って市の職員や市長の仕事を増やし続けるのでしょうか

〝許す〟〝諦める〟〝前を向く〟

ということはそんなに難しいことでしょうか

許してあげた上で

全額を今すぐにとは言わないから

返せる範囲で返してもらばいいのではないでしょうか

さいごに

そもそもこの事業計画は正しかったのでしょうか

いちごを東南アジアに輸出するなんで魂胆が間違っていると思います

そんな欲深いことを考えるからこうなったのではないでしょうか

追記

東南アジアへの果物の輸出はいまとても儲かるらしいです

現市長を選挙で選んだ私たち市民の責任でもあります

人は失敗するもの

相手の立場を想像し

失敗を許せる人でありたい

1万8千円はわたしたちの勉強代

仕方がないなら琵琶湖に向かって

「コンニャロー!」

とでも叫んで

未来へと歩んでいきたいところです

この記事を書いた人

ayuminoayumi

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