サウジアラビア人と3ヶ月間過ごしてみて感じたこと

カナダ・ハリファックスへの留学記 Vol.10

サウジアラビア人ととびっきり仲良くなった件

 

そんなわけで、留学生活も終盤、気づけばサウジアラビア人の友達がたくさんできてました。

名前は、

アブドゥラ、フセイン、モハメド、アリ、ファファッド、フィラス、アブドゥラ、モハメド、モハメド、アフロモハメド、トールモハメド、、、、、。

モハメド多っ

ファティマやエラフなど女の子の友達もできました。

けど学校にいるほとんどは、男のサウジアラビア人。

初めは人種が違いすぎて、なんか怖くて(これも完全に偏見)、絶対に仲良くなれんわ!と思ってましたが、挨拶から始まり、片言の英語で会話し、アラビア語を教わり、カプサをご馳走になり、授業で討論し、一緒に踊って、ラマダーンして、、、と気づけばかなりの時間を彼らと過ごしていました。

それに彼らはとても平和で、きれい好きで、遠慮しがちで、私たち日本人と全く同じだと感じました。

 

ある日、街中を歩いていたサウジアラビア人の生徒が、おそらくカナダ人であろう白人に「テロリスト!」と言われていたり、学校の韓国人が、「オサマビンラディンがいっぱいいる!」などと言っているのを耳にしました。

私も以前は少なからずそう思っていた部分もありましたが、こんな偏見を目の当たりにしてとても悲しい気持ちになりました。

 

彼らと過ごし、彼らを知った3ヶ月間は私の人生での宝物と言ってもいい時間です。

ラマダーンの断食期間中は、みんな水さえも口にできないので私も一緒に断食をしました。

そしてその夜のディナーをみんなで美味しくいただきました。

ディナーの後、彼らは別の部屋で神様にお祈りをしてました。

神に祈る姿はとても美しく、私がその中に入れないのでとても切ない気持ちになったのを覚えています。

その断食の後、アブドゥラが「君もイスラム教徒になれるよ」と心の底から言ってくれた事をとてもよく覚えてます。本当に嬉しかったです。

 

まぁ、イスラム教徒にはなりませんでしたが。。

 

世界ではキリスト教徒がほとんどなのかと勝手に思ってましたが、イスラム教が私の中でとても大きな存在になりました。

それからコーランを一度読んで見たいと思ってるのですが、翻訳してはいけないらしく、翻訳しているものを見ても意味がわかりづらく断念したままになっています。。。

 

 

つづく…..

 

 

そんなわけで、2015年、アラビア半島のイスラム教の国「カタール」に行ってみました。

カタール観光の感想はこちら

イスラム教の国、カタールに行ってみた

 

 

この記事を書いた人

ayuminoayumi

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